はじめかた
機器を追加して最初の読み取りコマンドを送り、機器ごとの結果を確認します。
このページで使うコマンドはすべて読むだけで、機器を変更しません。 ですから本番の機器でそのまま試せます。
1. 機器を一覧に入れる#
すべての機能はこの一覧から始まります。埋める方法は 3 つあり、 最初の 1 回は「そのまま探しに行く」のがいちばん手早いことが多いです。
- そのまま探しに行く——同じネットワークにいる MikroTik 機器は自分で応答するので、
アドレスを先に知っている必要はありません。見つけて、必要なものを選べば一覧に入ります。
- WinBox のアドレス一覧を読み込む——いま WinBox で管理しているあのファイルです。
中に保存されたパスワードを一緒に取り込むかどうかは、読み込むときに選べます。
- 手で入力する——アドレスと資格情報を自分で打ちます。
どの方法でも、実行するにはアドレスとユーザー名が要ります。 一覧の見出しには 2 つの数字が出ます。チェックした台数と、そのうち実際に実行できる台数。 これは別のことで、資格情報のない機器は前者に入っても後者には入りません。
詳しくはデバイスの追加をご覧ください。
2. 既定の WinBox 8291 を使う#
WinBox 8291 だけで開始できます。API、SSH、REST の有効化は不要です。 8291 は RouterOS 6.x/7.x に対応し、一括実行、ポート監視、構成図、ヘルスチェックに使えます。 ポート監視と 31 項目すべての読み取りにも、この接続が必要です。
代替接続が必要な場合は、コマンドの実行で任意の接続とバージョンの違いを確認できます。
3. 本当に対象にする機器だけチェックする#
実行したい機器にチェックを入れます。 既定で「一覧にあるすべて」を対象にしないのは意図的です。 一覧に載っているものと、今回の対象は、めったに同じ集合ではないからです。
一覧が長いときは、表の上のボタンが役に立ちます。検索、強調表示した行にチェック、 届く機器をすべてチェック、そして全部解除してやり直し。
4. コマンドを入力する#
2. コマンドを入力に、読むだけのコマンドを打ちます。最初の 1 つに向いているのは:
/system identity print見出しの隣の数字が、いまどれだけ使っていて、この接続では最大どれだけ送れるかを示します (既定の 1 行ずつ送る方式なら 262,144 文字)。
ほかにも、同じく読むだけで試す価値のあるもの:
/system resource print
/interface ethernet print where running5. 同時に何台動かすか決めて、実行する#
同時実行数は同時に処理する機器の数、デバイスごとのタイムアウトは 1 台をどれだけ待つかです。 数台なら既定値で十分です。 20 台を超えると欄がそう知らせます——止めはしませんが、20 は推奨の数字です。
選択したデバイスを実行を押します。まず確認画面が出て、何を何台に実行するかが表示されます。 その時点では、まだ何も送信されていません。
6. 結果をきちんと読む#
ここは速度を落とす価値のある部分です。
各機器は3. 結果を確認に 1 行ずつ並び、状態、かかった時間、返ってきた内容が付きます。 並ぶのは今回の機器だけで、前回の分が混ざることはありません。
| 状態 | 実際の意味 |
|---|---|
| 完了 | その機器がコマンドの最後の行まで到達した。途中のすべての行が成功した保証ではない。 |
| 接続失敗 | そもそもつながらなかった。何も送信されていない。 |
| 結果が不確定 | コマンドは送信済みで、そのあと接続が切れたか、実行がキャンセルされた。結果は本当に分からない。 |
| キャンセル | 自分で実行を止めた。API / SSH / REST では、こちらが待つのをやめるだけで、機器が止まった保証ではない。 |
問題の出た機器は、まとめて保存することも、その数台だけ再実行することもできます。 一覧に戻って 1 つずつチェックし直す必要はありません。
次に読むもの#
- デバイスの追加——読み込み、機器を探す、次回のためにまとめて保存する。
- コマンドの実行——選択肢の違い、送れる長さ、キャンセルが実際に何をするか。
- ヘルスチェック——31 項目を一度に、読むだけで。
- トラブルシューティング——機器が応答しないとき。